今シーズンのデータをつらつらと並べてみています。結構意外な数字があったりして面白かったり。長くなってしまうので、まずはオフェンスから。出場機会の少ない選手は除いています。得点や失点を見ると、順位通りの数値を出しているんだなあと感じますね。

フリーキック本数がリーグワースト(!!)で、それに対して今年全く入らなかった(最終戦で2得点して印象が少し変わりましたが)コーナーキックはリーグ2位という数字。

キッカーが揃っているのにゴール前でのファールは少なくて、逆にターゲットが少ないのにCK回数は多いという。FKの少なさはクライトンが2位に居るドリブル回数を見ても分かるように、繋ぐ意識が強すぎて縦に仕掛ける選手が少ない事も影響しています。この辺の意識・動きが改善されればもう少し上に行けたのかなという気もします。もう終わってしまった事だけど。

チームデータ(チーム別集計結果 | Jリーグ公式記録より)

総得点 平均得点 シュート数 平均シュート数 フリーキック コーナーキック
74(5位) 1.45(5位) 595(6位) 11.7(6位) 800(18位) 328(2位)

個人データ(コンサドーレ札幌 – データランキング 2009より)

得点 シュート数 90分平均本数 決定率(%) 90分平均得点
19 キリノ 109 キリノ 4.11 上原 25.0 上原 1.03 上原
7 西 67 上里 3.11 ハファエル 24.1 西 0.44 キリノ
6 ダニルソン 64 ダニルソン 2.54 中山 17.4 キリノ 0.39 ハファエル
6 上里 50 西嶋 2.50 キリノ 16.0 岡本 0.27 岡本
5 宮澤 44 クライトン 1.98 クライトン 14.3 宮澤 0.18 西
5 西嶋 43 藤田 1.85 石井 14.3 砂川 0.18 クライトン
4 岡本 35 宮澤 1.72 ダニルソン 12.5 ハファエル 0.17 石井
4 クライトン 29 西 1.69 岡本 10.0 西嶋 0.17 砂川
3 上原 24 ハファエル 1.50 上里 9.4 ダニルソン 0.16 ダニルソン
3 砂川 21 砂川 1.23 古田 9.1 クライトン 0.16 中山
3 ハファエル
3 藤田

得点はキリノ以下がかなり寂しいことに。良くいえば満遍なく点が取れると言えなくもない(苦しいか)けれど、51試合戦って二桁得点が1人だけというのは物足りないですね。来シーズン愛媛から内村が加わるとはいえ、得点数2位の大伍は新潟に行ってしまいますし、独力で点を取れる選手はいませんから、チーム全体で点を取る動きの質をもっと高めていく必要があります。

ルーキーながら序盤からジョーカーとして起用の多かった上原。来季は何処で起用されるんだろうか。FWのままなのか、それとも時折試されているSBに転向するのか。

クロス本数 成功数 成功率
233 藤田 45 藤田 37.5 岩沼
138 西嶋 39 西嶋 28.3 西嶋
136 砂川 33 上里 25.6 岡本
134 上里 31 クライトン 24.6 上里
130 クライトン 18 砂川 23.8 クライトン
44 西 10 岡本 23.1 キリノ
39 岡本 9 キリノ 21.4 芳賀
39 キリノ 9 岩沼 19.3 藤田
28 芳賀 6 芳賀 13.2 砂川
24 岩沼 4 西 9.1 西

本数、成功数共にシーズン通して出場機会を得た征也が圧倒的。SMFの彼がクロスを上げる際に中の人数が少ないときが多いので、それが成功率を下げた要因の1つですね。人数が少なくてもピンポイントで常に合わせられるならばそれは素晴らしい事だけど、それが出来るなら札幌にはもはやいられない。

ドリブル総数 成功数 成功率
124 藤田 80 藤田 71.8 砂川
112 クライトン 64 クライトン 65.0 岡本
86 キリノ 56 砂川 64.5 藤田
78 砂川 41 キリノ 63.4 上里
44 古田 26 上里 57.1 クライトン
43 宮澤 26 岡本 55.6 ダニルソン
41 上里 23 古田 54.5 ハファエル
40 岡本 21 宮澤 52.3 古田
36 ダニルソン 20 ダニルソン 48.8 宮澤
33 ハファエル 18 ハファエル 47.7 キリノ

ここでも征也が健闘しているものの、シーズン半ばで途中帰国したクライトンが2位という低い数値。中央に配置された選手のドリブルが極端に少ないですね。成功率1位は砂川。ややスピード、キレ共に無くなってきたかなという印象はあるものの、あの深い切り返しは健在です。

スルーパス総数 成功数 成功率
104 クライトン 85 クライトン 81.7 クライトン
75 上里 36 キリノ 56.5 ダニルソン
74 キリノ 32 上里 54.0 藤田
72 宮澤 30 宮澤 50.0 砂川
55 西 27 西 49.1 西
50 藤田 27 藤田 48.6 キリノ
42 砂川 21 砂川 48.4 西嶋
31 西嶋 15 西嶋 42.7 上里
28 岡本 13 ダニルソン 41.7 宮澤
23 ダニルソン 9 岡本 32.1 岡本

スルーパスは全てにおいてクライトンが圧倒的。それだけ彼の存在感はずば抜けていましたね。彼がいなくなってからは相手選手に引っかかる場面が増えましたし。繋ぎのパスではよくミスをしてヒヤヒヤさせてくれるダニルソンですが、スペースを狙って出すのは結構得意。本数は少ないものの、成功率では2位につけました。

こうして見ると、攻撃面ではやはりクライトンの存在は大きかったなと感じます。上里や宮澤も頑張っていましたが、大きすぎる穴を埋めることは出来ず。それと岡本ヤスの負傷離脱。左サイドが彼で決まりかなという矢先での怪我でしたからね。札幌では少ないドリブルで仕掛けて得点も奪える選手なので、早い時期に復帰出来るといいなあ。

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