コンサドーレ札幌は5日、石崎監督が今季限りで退任し、監督と来季契約を結ばない事を発表しました。ただし残り試合については石崎監督が引き続き指揮を執ります。


J2への史上最速降格が決定したコンサドーレ札幌は5日、2009年から4シーズンに渡って指揮を執った石崎監督が、今季の契約満了をもって退任となることを発表しました。

札幌史上最長の4シーズンもの在任期間となった石崎監督。J2で3シーズン、J1で1シーズンを共に戦いました。まずはお疲れ様でした。

石崎監督は、人心掌握に優れ、選手のみならずサポーターにも信奉者が少なくありません。しかし当初クラブや監督が目指していたバルセロナのようなパススタイルは、具体的な方策もなしに、4年という期間で容易く根付くものではありませんでした。

そんな中、満足な予算もなく、生え抜き選手や主力選手が移籍していきながらも、現実的なスタイルに転換し、勝点を重ねて2011シーズン3位に滑り込んでJ1昇格を果たしたのは十分な功績だと思います。

あのスタイルはあくまで対J2用で、そのままJ1でやっても通用していないでしょうが、戦力的にも厳しかったですし。とはいえあの守備意識や我慢して勝点を得る姿勢を保っていれば、もっとシーズンを楽しめたのではないかと思うのですよね。

その点は残念だったというか、J1残留・定着を掲げていながら、戦力を揃えられなかったフロントも含めて戦略に乏しかったなと。

ただ石崎監督になって起用される機会の増えた選手も多くいますし、この4年で選手たちに少しでも監督のサッカー観や哲学が伝わっているのであれば、今シーズンの残り試合や来季以降(どの程度選手が残るのかわかりませんが)に生きてくるのでは無いかなと感じます。

降格人事としてまずは監督の退任が発表されましたが、満足な資金調達を行えず、サポーターの財布を期待するばかりの経営陣にも当然メスが入るものと思っていますよ。

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