コンサドーレ札幌の公式サイトにて、コンサドーレを運営する北海道フットボールクラブ(HFC)の2011年度通期(平成23年1月1日~平成23年12月31日)の決算情報が掲載されました。

公開された2011年度の有価証券報告書によると、売上高は前年比1.6億円増の12.9億円。営業損失は8,435万円、経常利益は2,203万円、純利益は1,684万円でした。黒字を達成したのは前回J1昇格を決めた2007年以来4期ぶりのことです。


さて、2011年度は純利益を計上したHFCですが、ご存じの通り今回の黒字はダニルソンの名古屋グランパスへの完全移籍があってこそのもの。興行収入や広告料収入は目標に満たない数字となっていますし、グッズ商品売り上げも“15周年”というPR材料をもってしても計画未達で寂しい数字。7,000万円弱に止まっています。

トップチームの人件費は3.8億円の予算から4.6億円に増加。シーズン当初の新加入外国人選手が3名とも不発だったことが響いています。思い返してみると、前回J1へ昇格した2007年も同程度の人件費でした。今回に関しても、予算超過といえどもよくこの規模で昇格できたなというレベルではあります。一応はね。

2012年度を見ると、J1で迎えるシーズンながらそれほどの収入増を見込めず、トップチームの人件費も約5億円と、J1の規模では相当切り詰めています。しかし予算の段階で6,200万円ほどの営業損失となっており、これまで通り厳しい経営が続くことに変わりありません。

札幌市からの補助金でどうにか経常利益を見込んでいますが、HFCが株式会社である以上、まずは本業部分で黒字へ転換したいところです。2012年度の収入予測は過去を反省してか控えめになっていますけれど、成績に大きく左右される部分であありますが、この予算の数字を下限としてどんどん上振れしていきたいですね。

資金規模から見て、戦う前から勝負あった。みたいになっているのが悔しいよなあ。ただ山形のように残留した前例も無くはないので、昨年末のような一体感を最後まで持って乗り越えてもらいたいです。負けらんねえ!

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