現在2位と、J1昇格の可能性が薄ぼんやりと見えてきたコンサドーレ札幌。その札幌を運営するHFC(北海道フットボールクラブ)は29日、定例取締役会を開き、債務超過解消計画が承認されました。HFCの矢萩竹美社長は「債務超過をクリアする方向性はある程度見えた」としています。


リーグ戦で昇格条件をクリアしても、財務面で問題があれば、原則としてJ1昇格はできません。13年からは、より厳格に審査されるクラブライセンス制度もはじまります。札幌は2010年度末時点で債務超過状態にあり、これを解消する必要がありました。まあ昇格云々抜きにしても、株式会社なんだから常に黒字を目指すのは当然なんですけども。

今回は債務超過の解消手段として、既に名古屋移籍が内定しているとされるMFダニルソンの移籍金などが充てられます。

報知によれば、仮にJ1へ昇格しても過大収入は見込まず、人件費も抑制。これまでよりは現実的なプランが組まれているようです。J1だからといって大幅に観客数が増加するわけではないことは既に経験済み。これまでのように、甘い見込みで予算を組んで、結局赤字ってのはここらでもう終わりにして、いい加減本気で黒字化を目指していかないと。

クラブは育成路線を掲げており、つまりユースから選手を育てて自チームの力にするばかりではなく、活躍して巣立っていく際の移籍金にも当然期待しています。以前話があったように移籍金を収入の第三の柱として確立するならば、より短いタームで、継続して選手の移籍サイクルを生んでいくことが必要になってきます。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で