2011J2第26節。8日間の3連戦を3連勝で飾り、目下4連勝中のコンサドーレ札幌。中4日で迎えた今節は、アウェーで17位のファジアーノ岡山と対戦です。ここで勝てば4年ぶりの5連勝、そしてクラブ史上初の8月全勝となるわけですが、なかなか簡単にはいきませんでした。


札幌は宮澤と純平が復帰した他、古田がスタメンに復帰。2種登録されているユースの荒野くんがベンチ入りしています。対して岡山はストヤノフが出場停止、チアゴもベンチからのスタートです。

前半から試合を優位に進めたのは札幌。しかしさすがにジオゴへのマークがきつくなって、時には3人がかりでボールを奪いにくるなど、ターゲットを封じられてなかなか前へ出て行けず。京都戦で成功した2トップへと布陣を変更し、ターゲットを増やして打開を図るものの、付け焼き刃は何度も通じるものではありませんでした。

それでも決定的なチャンスは数度ありましたが、カウンター型のチームが少ない決定機を外していれば、流れは相手へ。4-2-3-1から4-4-2へと変更した後、それまで起点もなかなか作らせずに居たところからマークがずれて徐々にゴール前へ迫られるように。ただそれでも岡山の攻撃には迫力が無く、全く得点の匂いがしませんでした。

しかし後半、岡山の岸田が入って試合が動きました。札幌のマークが曖昧になっているところで交代選手が入り、機動力を維持する岡山にフリーで動ける選手が増えていきます。そして右サイドからフリーで上げられて、代わって入ったばかりの岸田にヘディングで決められてしまいました。

チャンスを外しまくっていたことで、どうやら負けなくても勝ちも無さそうだなと思って見ていて、そしたら決められてしまいました。岡山の選手はなかなか攻撃が上手く繋がらないながらも何度も何度も繰り返し、何人もがゴール前に入ってきていて、得点のときも4人がゴール前に顔を出して札幌は数的不利の状況。格の違いを見せ続けていた山下、河合でもさすがにこれは防ぎきれません。

結局、岸田に決められた1点が決勝点となり、5連勝ならず。最悪でも引き分けにはしておきたい試合を落としてしまいました。

ジオゴのポスト以外のパターンが必要

札幌はジオゴという念願のポストプレーヤーを手に入れたわけですが、スタメン4試合目ともなれば相手も誰を警戒すべきなのかが見えてきて、対策を講じてきます。ジオゴ経由以外の策が無かった札幌は、同じような戦い方を続けていると今後も苦しい戦いを強いられることになりそう。

ジオゴ以前の石崎札幌を思い出してみると、過去2年、1トップへの楔にずっと拘り続けて、そして思うような結果を出せずにいました。今後ジオゴがより警戒されていくだろう中で、また過去2年と同じようになってしまうのか、それともジオゴのポストも1つのパターンとして考えて、攻撃のバリエーションを増やしていけるのか。3年目の成長を見せてほしいところです。

上位4チームも足踏みし、勝ち点をプラスしたのは3位栃木の1のみ。差は広がりましたが4差で済んでいます。ここからまた出直して1つずつ積み上げていこう。

日時:2011年08月26日19:33キックオフ 会場: kankoスタジアム
入場者数: 6,759人 天候: 曇、無風、気温25.4℃、湿度89%
 ファジアーノ岡山 1 – 0 コンサドーレ札幌
得点
岸田 裕樹 66分
スターティングメンバー
真子 秀徳  21  GK GK 16 イ・ホスン
一柳 夢吾  30  DF DF 7 高木 純平
後藤 圭太  3  DF DF 23 山下 達也
植田 龍仁朗  23  DF DF 4 河合 竜二
89′キム・ミンギュン  26  MF DF 2 日高 拓磨
竹田 忠嗣  18  MF MF 6 岩沼 俊介
澤口 雅彦  2  MF MF 15 古田 寛幸85′
77′妹尾 隆佑  7  MF MF 10 宮澤 裕樹
石原 崇兆  45  MF MF 8 砂川 誠69′
田所 諒  25  MF MF 32 近藤 祐介74′
65′久木田 紳吾  35  FW FW 11 ジオゴ
控え選手
 リ・チャンガン  1  GK GK 1 高木 貴弘
 近藤 徹志  4  DF DF 34 岡山 一成
89′千明 聖典  8  MF MF 27 荒野 拓馬
 小林 優希  14  MF FW 13 内村 圭宏69′
 山崎 正登  19  MF FW 22 三上 陽輔
65′岸田 裕樹  9  FW FW 24 横野 純貴85′
77′チアゴ  10  FW FW 26 上原 慎也74′
監督
 影山 雅永 石崎 信弘
主審
 山内 宏志
副審
西尾 英朗/笹沢 潤

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