コロンビアからやってきたシャイなMFダニルソンがチームにフィットしつつあり、外国人で固めたセンターラインが功を奏し、彼らからの得点が目立ってきたコンサドーレ札幌。しかしながら、彼らだけに依存するわけにはいかず、今期から主将を任されているMF上里も絡めて攻撃を組み立てて行くように、監督から指示が出ているようです。

ボランチを任されているダニルソンと上里は共に左利き。当初は精度の悪かったように見えたダニルソンのパスも、他の選手達が彼の出すパスの意図を理解し始めたのかスペースに綺麗に通るようになってきました。守備でもチェックが早く、相手の起点を潰すダニルソンの動きが利いていますし、欠くことの出来ない選手になってきました。一方の上里も前節はスタメンから外れてしまいましたが、負けてはいられません。威力はダニルソンに譲るものの、キック精度、バリエーションは上里の方が上。2人が中盤の底から攻撃の起点になれれば、相手に取っては厄介です。裏へのパスもあるし、ミドルシュートも2人とも持っているし、バイタルエリアを優位に利用出来ます。キャプテンと言うこととポジションのこともあるのか、がむしゃらに行くと言うよりバランス取りに重きを置いているように見えるのが残念。試合をこなしていけば改善されてくるんでしょうけど。

外国人選手と相性がいい選手といえばMF西が真っ先に思い浮かびますが(ブラジル留学のおかげ?)、得点シーンや試合終了後なんかを見ると、上里とMFクライトンの師弟関係もかなりのもの。クライトンは今期トップ下を任されていることもあってゴール意識が相当高くなっていますから、上里からいいパスが出てくれば、これは決めてやらねばと躍起になってくれることでしょう。

2人とも攻撃ばかりに偏らず守備バランスも考えなくてはなりませんから、前前にばかりは行けませんし運動量も相当要求されますが、若手レフティーの成長が今後も攻守の鍵になることは間違いありません。2人とももうちょっと自エリアで相手を追いかけて欲しいし、DFのカバーにも入って欲しいんだよなあ。センター付近では出来てるんですけどね。コンビネーションの構築にはまだまだ時間が必要ですかね。

次節の対戦相手、岐阜FCも札幌と同様に激しいプレッシングを仕掛けてくるチーム。13節ではセレッソを相手に好ゲームを見せ、前節は岡山から4得点を奪い快勝しています。札幌はこのところ集中を欠いて失点する場面が目立ってきていますが、レフティーボランチコンビを中心に中盤を制して、アグレッシヴかつ冷静に試合を進めて行きたいところです。

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