今こそ“ホーム”の力を』という、明日の富山戦に向けた熱いメッセージがコンサドーレ札幌のサポーターグループULTRA’S SAPPOROから。これは富山戦だけに留まらず、今後も札幌ゴール裏の応援スタンスとはどういうものなのかを示す意思表示。

しかし俺たちは、最後まで戦うことを止めなかった。ブーイングなどしなかったし、選手が引き揚げるときはコールだって送った。
結果が結果だっただけに、選手は明らかに下を向いていた。でも、ここ数カ月キャンプからやってきたことに自信を持って欲しかった。下を向いても地面しか見えない。しかし、前を向けば仲間が、ともに痛みを分かち合える存在がいることを感じてもらいたかった。

「独りで戦っているわけじゃないんだぞ!!」

 そう感じて欲しかった。だから、俺はコールを送った。罵ることも出来たろう。傍から見れば甘いのかもしれない。だが、もっともっと大切な絆の重さを、俺たちはまだ伝え切れてはいないはずだ。そしてそれは、単なる吐き捨てでは絶対に伝えることが出来ない。俺はそう思っている。

俺達が持つ唯一最大の武器。それは、スタジアムの雰囲気を自分で創り出し、選手を後押しすることができるということだ。どんなときでも90分最後まで戦い続ける、そのことに意味があるのだと思う。
それを放棄してしまえば、俺達の存在意義はゼロだ。「勝利信じ最後まで戦え」だって、ただの能書きに堕してしまう。

札幌は常勝軍団ではない。糞試合もしてしまうのが現状の偽らざる姿だ。それでも、札幌は俺達の札幌だ。岡山や熊本で見せ付けられた現実と向き合って、情けなさをも乗り越えて、その気持ちを伝えきらねばならない。そのために、出来ることはまだまだある。長いリーグ戦の中、残りはまだ45試合。チーム作りはまだ途中だ。面白くするもつまらなくするも俺達次第。本当の勝負はまだまだこれからだ。

小さなことの積み重ねが、絶対にスタジアムに前向きな空気を創り出し、選手を戦わせる。それが出来るのは、当たり前だがここが「ホーム」だからだ。「ホーム」の力。使い古された言葉だが、それを表現するために自分に何が出来るか。そんな原点こそが、この試合でのテーマになる。

全ては赤と黒のため。選手の心を奮い立たせるため、今日も己の力をピッチヘ向けて注ぎ込むだけだ。

試合が行われる4/12は、昨シーズン、ホームで最後に上げた日。去年は格上ばかりのJ1で、そもそも勝利が難しいという事もありましたが、丸1年未勝利(まるまる1年ですよ!)というのはあまりにも長く、選手達の自信を失わせてしまうには十分な時間でした。シーズン終盤には先の見えないクラブに対して応援拒否なんていう事態にまで。

そして今年。開幕戦、第4節と既に2試合が行われ、共に0-1のスコアで敗戦。開幕戦は敗れてしまったものの今後に期待が持てるパフォーマンスを見せてくれましたが、徐々にパフォーマンスを落とし、ここまで6試合を終えて1勝と納得のいく結果を出せていません。新戦術の浸透には時間がかかるとはいえ、石崎監督でもダメなのか、というムードが徐々にですが出始めています。J1への再昇格を考えると余り悠長なことも言ってられませんし、これ以上勝てなければ、さすがにJ屈指の温さを持つサポーターでも足が遠のいてしまいかねません。

カターレ富山は今年からJ2に参戦したクラブで、ここまで1勝2分3敗2得点4失点の14位。札幌と同様に、攻撃に課題を残すものの、守備に関しては4失点とまずまず安定しています。しかし、侮るわけではありませんが昨季J1の札幌に対して今季初J2の富山はあくまでも格下のクラブ。そして、次節はホームです。札幌ドームには共に戦うサポーターが集います(僕は東京からチームの勝利を信じることしか出来ませんが)。富山は引いてしっかりと守備を固めてくるでしょうし、そこから得点を奪うのは難しいと思いますが、チームとして同じ方向を向き、本来の力を発揮すれば間違いなく勝てる相手。90分、強い気持ちを持ち続けて戦うことで、良い結果が付いてくると思います。まだまだこれから。自信を取り戻そう。

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