任天堂は17日、2014年3月期の通期連結業績予想を下方修正したと発表しました。


売上高は9,000億円から35.9%減の5,900億円、営業損益は1,000億円の利益から1,350億円減の350億円の損失へ、経常損益は900億円の利益から94.4%減の50億円の損失へ、純損益は550億円の利益から800億円減の250億円の損失へそれぞれ修正されました。

修正の理由について任天堂は、「年末商戦期において、ハードウェアの販売が想定した水準に届かなかったことなどにより、利益率の高いソフトウェアの売上が予想を大きく下回った」としています。

ハードウェア・ソフトウェアの数字も、当然ながらそれぞれ修正されています。Wii Uはハードが3分の1以下、ソフトが2分の1と深刻な数字。3DSも『ポケモンXY』など有力タイトルを続々と投入しながらソフト、ハードが予想を下回るなど苦戦しています。

任天堂の岩田社長は16時半より記者会見を開き、「業績悪化の)責任を感じており、株主の皆様に申し訳なく思っている。今後、早期にビジネスの勢いを回復させるのが何よりの責務」と語り、続投の意向を示したということです。

開発体制は継続して強化

任天堂が発表した「通期業績予想及び配当予想の修正に関する社長会見での冒頭説明」によると、任天堂は期初予想よりも研究開発費を150億円増額。これは継続した開発体制の強化や、常に行っている新たな研究開発を踏まえて予想を見直し、増額したものだとのこと。

増額により利益予想を押し下げる要因の1つとなっていますが、開発の遅れが任天堂低迷の理由でもあるので、ここは積極的に投資を続けてもらいたい部分ですね。

販売数量(前回発表予想→今回発表予想 単位: 万)

ハード

  • ニンテンドー3DS: 1,800 → 1,350/前期実績: 1,395
  • Wii: 200 → 120/前期実績: 398
  • Wii U: 900 → 280/前期実績: 345

ソフト

  • ニンテンドーDS: 1,000 → 1,000/前期実績: 3,338
  • ニンテンドー3DS: 8,000 → 6,600/前期実績: 4,961
  • Wii: 2,000 → 2,600/前期実績: 5,061
  • Wii U: 3,800 → 1,900/前期実績: 1,342

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