コナミから9日、2013年3月期通期の業績が発表されました。売上高は2,259億9,500万円(前期比-15.0%)、営業利益は218億7,500万円(同-46.6%)、当期純利益は131億7,400万円(-42.8%)でした。全セグメントで前期比マイナスの推移となっています。


セグメント別売上高は、デジタルエンタテインメント事業が1,163億6,600万円(前期比-17.1%)、健康サービス事業が798億9,600万円(同-3.2%)、ゲーミング&システム事業が249億8,400万円(同-0.9%)、遊戯機事業が53億9,800万円(同-70.7%)でした。

ゲームソフト販売本数は大きくマイナス

ゲームソフトの販売本数は合計1,361万本で、前期比25.6%と大きくマイナスに。全地域マイナス(日本404万本(前期比-41.1%)、北米444万本(同-9.9%)、欧州487万本(同-21.8%)、アジア27万本(同-6.9%))でした。

ジャンル別を見ると、『メタルギア ライジング リベンジェンス』をリリースした「メタルギア」こそ315万本と前期比プラス48.6%で気を吐いていますが、他ジャンルは全てマイナスに推移。減少率を見ると「アニメ」「音楽」ジャンルの衰退が顕著で、本数ベースでは「その他」「野球」も大きく落としています。4割強と大きなウエイトを占める「サッカー」ジャンルも、615万本で前期比マイナス4.4%でした。

『ウイニングイレブン』シリーズは、2010年度こそワールドカップ効果もあって下げ止まったものの、『2008』を発売した2007年度で943万本を販売したのをピークに減少傾向が続いています。

PSプラットフォームに傾倒

ハード別では、『ウイイレ』や『メタルギア』を優先的にリリースするPS3が48%を占め、PS2、PSP、PS Vitaを含むPSプラットフォームへの提供が7割近くにまで上昇し、特定プラットフォームへの傾倒を強めています。

AAAタイトルをグローバル展開

そんなコナミですが、2014年3月期の見通しとして、選択と集中により厳選したAAAタイトルをグローバル展開していくとともに、既存コンテンツを生かした制作も進め、ヒットタイトル創出を目指していくとしています。

『ウイニングイレブン』シリーズについては、よりリアルなサッカーゲームを楽しめるよう、サッカー専用ゲームエンジンの開発に取り組んでいる。と、FOXエンジンを改良した独自エンジンを採用しているという最新作について言及。AFCとライセンス契約を締結するなど、近年売上が減少傾向にある『ウイイレ』シリーズのテコ入れを目指します。

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