カプコンの2012年度第1四半期業績。営業利益が前年同期比244.4%増の26.6億円、『ドラゴンズドグマ』は次回作へ意欲


 

カプコンが7月30日に発表した2013年3月期第1四半期連結業績は、売上高が186.2億円(前年同期比55.8%増)、営業利益が26.6億円(同244.4%増)、経常利益が22.0億円(同304.5%増)、純利益が13.2億円(同290.2%増)と好調でした。


家庭用ゲーム機を含むデジタルコンテンツ事業は、売上高137.4億円、営業利益24.0億円でした。新規タイトル『ドラゴンズドグマ』がミリオンセールスを記録。『モンスターハンター フロンティア オンライン』が安定して収益に貢献した他、ソーシャル関連の新規ユーザーを獲得し、好調に推移しています。

『ドラゴンズドグマ』は海外で伸び悩んだものの、リピートが好調な事や、何よりミリオンセラーとなったことで、新規タイトルとして十分な実績だったとし、次回作に関して「前向きに検討できる結果であった」と、シリーズ化に意欲を示しています。

2012年4-6月の家庭用ゲーム機向けソフト出荷本数は、9タイトル240万本でした。通期では、主なタイトルとして『バイオハザード6』が700万本を出荷する目標で、75タイトル2,000万本を販売する計画です(日本:650万本、北米:760万本、欧州:520万本、アジア:70万本)。

カプコンは2013年3月期通期の業績として、売上高1,050億円、営業利益158億円、純利益98億円を見込んでおり、計画達成へ順調な滑り出し。としています。

ドラゴンズドグマ / カプコン
ドラゴンズドグマ
メーカー: カプコン
発売日: 2012年5月24日
希望小売価格: 7,991円(税込)
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