EAが2012年度Q1業績を報告。前年同期比減もデジタル販売が好調、『FIFA 12』『バトルフィールド3』も期待を上回る売り上げに


 

エレクトロニック・アーツから6月30日を末尾とする2013年3月期第1四半期の業績が発表されました。レポートによると、売上高は前年同期から減少し4.91億ドル、純損失は1.3億ドルとなっています。


レポートのハイライトを見ると、

ソーシャルゲーム『FIFAワールドクラスサッカー』およびオンラインサッカーゲーム『FIFAオンライン2』は、第一四半期で2500万ドルの売上を記録。『FIFAアルティメットティメットチーム』は3,000万ドル規模の売上に寄与しています。なお、新作『FIFAオンライン3』が今年後半に韓国でCBTが開始予定。

『バトルフィールド3』のプレミアムサービスは、前年度からこれまでに延べ130万件以上を販売。EAは2014年期に最新作『バトルフィールド4』をリリースする計画です。

Facebook向け『シムシティ ソーシャル』は、現在1,000万MAU(月間アクティブユーザー)に楽しまれているとのこと。

『スターウォーズ The Old Republic』は、ユーザーの減少を食い止めるため11月から14.99ドルの月額利用料金とフリートゥプレイの2段階料金へ移行。ゲーム内通貨でアイテムを購入。

前期に発売された『FIFA 12』『バトルフィールド3』は共に200万本以上の売り上げとなり、期待を上回る好調を維持。

携帯電話・スマートフォンおよびタブレット向けのゲーム・サービスは、前年比37%増加。EA Originの登録ユーザー数は、モバイルを含めて2,100万に。収益に貢献しているのはデジタル販売の方で、EAは近い将来のデジタルビジネスへの完全移行を目指していると言われています。

関連キーワード
,

share