セガサミーHDの4-12月期は純利益62%減の減収減益、遊技機不振、家庭用ゲーム好調もデジタルが苦戦


 

セガサミーホールディングスが2月6日に発表した2018年3月期第3四半期決算(2017年4-12月期)は、売上高や営業利益、純利益がともに減少する減収減益となりました。売上高は9%減の2608億円、営業利益は27%減の256億円、経常利益は31%減の243億円、純利益は62%減の138億円でした。

遊技機事業において、パチスロ機の新台販売が低調に推移するなど苦戦。2018年1月より稼働開始した『パチスロコードギアス反逆のルルーシュR2 C.C.ver.』の先行納品があったものの、第3四半期累計では7万5000台の販売にとどまりました(前年同期は16万9000台)。パチンコ遊技機ではた『ぱちんこCR蒼天の拳 天羅』等の販売を行い、12万9000台を販売。こちらは前年同期の11万1000台を上回る実績となっています。

遊技機事業全体では売上高は20%減の955億円、営業利益は41%減の152億円となりました。

リゾート議場の売上高は30%減の74億円、営業損失は18億円でした。

家庭用ゲームを含むエンタテインメントコンテンツ事業の売上高は2%増の1579億円、営業利益は12%増の173億円でした。パッケージゲーム販売が前年同期比23%増の459億円となるなど好調で、伸びが鈍っているデジタルゲーム分野(17%減で289億円)を補いました。営業利益もパッケージゲームが79%増の75億円と牽引しました。

『ソニックフォース』をはじめ、『龍が如く 極2』や『Football Manager 2018』を発売。発売タイトル数は6本減少して27タイトルとなったものの、販売本数は前年同期を76%上回る1428万本を達成しました。好調だったのは欧米で、新作、リピートともに販売本数は前年同期の2倍以上。新作・リピートの合算では120%増の1278万本を販売しました。

第4四半期は『北斗が如く』や『戦場のヴァルキュリア4』を投入し、さらなる伸長を目指します。

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