Take-Two が Rockstar や 2K に続く新レーベル「Private Division」を設立、インディーデベロッパーを支援


 

Take-Two Interactive Software は12月14日、Rockstar Games や 2K に続く第3の販売レーベル Private Division の設立を発表しました。本社はニューヨーク。シアトルやミュンヘンにも拠点が置かれます。

Take-Two、第3の販売レーベル Private Division を設立

Private Division は実績あるベテランで構成されるレーベルで、トップレベルの独立系デベロッパーが手がけるゲームをマーケットに投入することを目的としています。デベロッパー側に権限が強く与えられ、彼らが情熱を注ぐクリエイティブを、評価面でも商業面においても、グローバル規模で成功できるようサポートしていくとしています。Rockstar Games や 2K の影響は受けず、独立して活動するとされています。

Private Division 発のタイトルはすでに幾つか開発が進んでいて、そのラインナップがいくつか公開。『Assassin’s Creed』シリーズを手掛けた Patrice Désilets 氏のスタジオ Panache Digital Games では、TPS『Ancestors: The Humankind Odyssey』が開発。

DICE で活躍した David Goldfarb 氏や Ben Cousins 氏が立ち上げた The Outsiders が開発をすすめる RPG プロジェクト『Project Wight (コードネーム)』。『Fallout: New Vegas』『Pillars of Eternity』シリーズなどで知られる、Tim Cain 氏や Leonard Boyarsky 氏が率いる Obsidian Entertainment は未発表の RPG を、『Halo』の Marcus Lehto 氏が立ち上げたスタジオ V1 Interactive では、SF の FPS の開発が進められているといいます。

さらに、Take-Two が2017年5月に買収した宇宙開発シミュレーション『Kerbal Space Program』のパブリッシャーを、さっそく Private Division が担当します。


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