タイム誌やフォーチュン誌などを発行する米出版大手の TIME Inc. (タイム) は26日、米メディア大手の Meredith Corporation (メレディス・コーポレーション) へ発行済み全株式を売却することで合意したと発表しました。売却総額は28億ドル。

メレディスは、11月15日の終値より46%高い1株あたり18.5ドルでタイムの全株式を取得します。買収は2018年Q1 (1-3月) 内に完了する予定。

メレディスは過去にもタイムの買収を試みていますが、3度目でついに実現。2014年にメディア大手のタイム・ワーナーから分離したタイムは、広告収入の減少を背景に業績が低迷。今月発表された、9月30日を末日とする2017年Q3業績は前年同期比10%減の6.8億ドルで、市場予想を6四半期連続で下回っていました。

報道によると、今回の買収は、保守派への多額寄付で知られる富豪兄弟のチャールズ・コック、デイビッド・コーク両氏が後押し。コーク兄弟の投資会社が6.5億ドルを拠出します。この投資を通じて、タイム誌など影響力を持つ雑誌の報道内容を左右するのでは?との懸念がやはりありますが、メレディスはコーク兄弟がタイム社の役員になることもないし、タイム誌に経営や編集上の影響力を持つこともないと説明しているということです。

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