ソニーとソニー・インタラクティブエンタテインメントLLC (SIE) は3日、小寺剛副社長が社長兼 CEO に昇格する人事を発表しました。

これまで社長 兼 グローバル CEO を努めてきたアンドリュー・ハウス氏は会長職に就くということです。また同時に、国内法人の株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメントについても、小寺氏が代表取締役社長に就任し、ハウス氏は取締役会長に就きます。

また今回のSIEの経営体制の変更に伴って、3日付でハウス氏はソニー執行役 EVP を退任します。

小寺氏は1992年にソニーに入社。ポータブルオーディオ事業の企画管理業務を経て、米国ソニー・エレクトロニクスなどに勤務した後、PSN を手がける SNEI を経て、2016年よりSIEの副社長に就いていました。

アンドリュー・ハウス氏は1990年にソニーに入社。1995年にソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)へ異動すると初代プレイステーションの立ち上げに貢献。その後はソニーやSCEの要職を務め、2011年に SCE の社長兼グループ CEO に就任。2013年発売のプレイステーション4は PS 史上最速で普及が進み、2017年度末には累計7800万台を突破する見込み。ネットワークを重視し、収益基盤の強化も図りました。

ソニーは来期より新たな中期経営計画がスタート。18年3月期で現在の中期経営計画を終える、このタイミングでの体制刷新となりました。

ソニーが最近の PlayStation 戦略で特に重視しているのはネットワークサービス。2017年3月末時点における PlayStation Plus の有料会員数は2640万人を突破するなど収益力も高まっており、直近2017年3月期のネットワークサービス関連売上高は、前期比35%増の7149億円。ハードウェア売上高を逆転し、ゲーム&ネットワークサービス部門全体の売上高に占める割合は45%に達しています。

ネットサービスを中心に担当してきた小寺氏が社長に就任したことで、成熟期に入っている PlayStation 4 はもちろん、今後の登場してくるだろう次の世代(仮に PS5, PlayStation 5) では、よりネットを強く意識した戦略がとられそうです。

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