楽天、NBAの昨季王者「ゴールデンステート・ウォリアーズ」と複数年度契約。ユニの胸ロゴやECパートナーなど様々な分野で連携


 

FCバルセロナの次は、NBAチームと契約。

楽天は12日、米プロバスケットボールリーグ NBA の昨シーズン王者「ゴールデンステート・ウォリアーズ」と、複数年度のパートナーシップ契約を締結したと発表しました。この契約に基づいて、2017-2018年シーズンからウォリアーズが試合や練習時などで着用するユニフォームに、楽天のロゴがあしらわれることになります。金額は非公表。

NBA は、日本時間2017年10月18日から開幕する17/18シーズンより、NBA 史上初めてユニフォーム・スポンサーシップを試験導入することを決定。2.5インチ(約6.3 cm)角を基準に、各スポンサーに合わせた形のロゴが、ユニフォームの左胸に付けられるようになります。ここに目をつけた楽天はさっそく、昨季王者と接触。パートナーシップ契約を締結しました。

パートナーシップの一環として、楽天はウォリアーズの「オフィシャル Eコマース パートナー」や「オフィシャル ビデオオンデマンド パートナー」「オフィシャル アフィリエイトマーケティング パートナー」になり、様々な分野で連携。

他にも楽天グループの米オンライン・キャッシュバックサイト「Ebates」が「オフィシャル リワード パートナー」に、メッセージング&通話サービスの「楽天Viber」は「オフィシャル インスタントメッセージング&通話アプリ パートナー」となり、電子書籍サービス「楽天Kobo」の専用端末は「オフィシャル 電子書籍リーダー パートナー」として扱われます。

楽天グループは日本国内においてJリーグの「ヴィッセル神戸」とプロ野球「東北楽天ゴールデンイーグルス」を運営。海外では2017年7月よりスペインのサッカークラブ「FCバルセロナ」のグローバルにおける「メイン パートナー」および「オフィシャル イノベーション&エンターテインメント パートナー」となっています。

楽天は、バルセロナやウォリアーズといったブランド力のある海外チームと提携することで、国際的な知名度向上やビジネス拡大を図っています。楽天の海外知名度向上もありそうですが、パートナーシップを結ぶことで、日本国内でウォリアーズの知名度が高まる効果もありそうですね。

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