バンダイナムコホールディングスが4日に発表した2017年4-6月期の決算は、トイホビー事業が前年同期の実績を下回るなど減収減益でした。売上高は微減の1441億円、営業利益は33%減の156億円、経常利益は29%減の162億円、純利益は27%減の135億円でした。

バンダイナムコHD 2017年4-6月 業績

売上高:1440億8400万年(▲0.5%)
営業利益:156億1100万円(▲33.3%)
経常利益:162億4000万円(▲29.2%)
純利益:134億9800万円(▲27.0%)

家庭用ゲーム機向けタイトルを含むネットワークエンターテインメント事業の売上高は7%増の918億円、セグメント利益は23%減の127億円でした。スマホ向けでは世界レベルで絶好調の『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』だったり、『ワンピース トレジャークルーズ』などの主力タイトルが人気で増収となったものの、利益面では、家庭用ゲーム分野で、利益率の高い新作が人気だった前年同期の実績を下回りました。

家庭用ゲームは『ダークソウル3』が累計480万本を突破するなど順調に数字を伸ばすタイトルがあった一方で、全体の売上は減少。日本市場向けは20%増の93.8万本を販売したものの、北米は43%減の186.7万本、欧州も20%減の281.7万本と苦戦しました。

トイホビー事業の売上高は11%減の478億円、セグメント利益は62%減の13億円でした。映像音楽プロデュース事業の売上高は24%減の104億円、セグメント利益は43%減の26億円でした。その他事業の売上高は1%増の62億円、セグメント損益は4100万円の赤字(前年同期は1億円の黒字)でした。

ドッカンバトルが好調な『ドラゴンボール』が『ガンダム』を抜いて IP 別売上1位に立つ

全体のIP別売上高を見ると、『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』が好調な『ドラゴンボール』が、前年同期と比べて2倍以上に成長した197億円を販売して1位に。『機動戦士ガンダム』は152億円で2位でした。通期予想でも『ドラゴンボール』が757億円で703億円の『ガンダム』を上回り、トップとなる見込みです。

第1四半期の売上3位は74億円の『ワンピース』、4位は『スーパー戦隊(Power Rangers)』が続きました。『妖怪ウォッチ』は2016年4-6月と比べて4割弱、その前年、2015年4-6月から9割以上縮小して9億円にとどまっています。

Q1は減収減益となったバンナムですが、足元でスマホ向けコンテンツ等が伸びていることから業績予想を修正。4-9月の売上高を、従来予想から200億円増やして前年同期並の2950億円へ。純利益は40億円増加して200億円(前年同期比34%減)としています。通期予想は売上高のみ修正して200億円増の6200億円としています。

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