セガサミーホールディングスが12日に発表した2017年3月期の決算は売上高が5%増の3669億円、営業利益が68%増の295億円、経常利益が74%増の285億円、純利益が414%増の276億円と大幅な増益を達成しました。純利益の伸びは固定資産売却益など特別利益133億円やど特別損失81億円を計上した結果によるもの。

主力の遊技機事業が持ち直したほか、スマホ向けが復調したゲームを含むエンタテインメントコンテンツ事業の営業利益が前期と比較して2.6倍以上と大きく伸びました。

セガサミーHD 2017年3月期 決算

売上高:3669億3900万円 (前期比+5.4%)
営業利益:295億2700万円 (+67.6%)
経常利益:285億4200万円 (+73.9%)
純利益:276億700万円 (+414.2%)

セグメント別 売上高 / 損益

  • 遊技機:1482億2200万円 (+5.1%) / 264億3100万円 (+25.7%)
  • エンタテインメントコンテンツ:2057億400万円 (+8.0%) / 111億7600万円 (+165.1%)
  • リゾート:130億1200万円 (▲20.6%) / ▲22億4400万円 (前期は18億2500万円の赤字)

エンタテインメントコンテンツ事業、営業利益が2.6倍以上に

エンタテインメントコンテンツ事業の売上高は8%増の2057億円、営業利益は165%増の67億円でした。デジタルゲームのパフォーマンスが改善して黒字化したことやパッケージゲームの伸び、AM機器の好調などが寄与しました。

デジタルゲーム分野では PlayStation 4 版もサービスが開始となった『ファンタシースターオンライン2』が引き続き堅調に推移。スマートデバイス向けタイトルでは『オルタンシア・サーガ -蒼の騎士団-』や『ぷよぷよ!!クエスト』など、既存主力タイトルを中心に各種イベントやアップデートを実施するなどして堅調に推移しました。

パッケージゲーム分野では16年間で合計2000万本以上を販売している『Total War』シリーズの新作『Total War: WARHAMMER』や『ペルソナ』シリーズの新作『ペルソナ5』等の主力タイトルが投入。販売本数は11%増の1028万本となり、2期ぶりに1000万本台を回復しています。18年3月期も1160万本と販売増を見込んでいます。

アミューズメント機器分野では、新作タイトル『艦これアーケード』等のレベニューシェアモデルによる収益貢献や、人気トレーディングカードゲームの新作『三国志大戦』等の販売が好調に推移。アミューズメント施設分野では、既存のゲームセンター業態における『艦これアーケード』等のビデオゲームの稼働が好調で、国内既存店舗の売上高が前期比で109%と堅調に推移しました。

18年3月期はAM施設分野において、既存のゲームセンター業態における電子マネーの導入を進めるほか、プライズを中心とした施設オペレーションの強化に務めていくとのこと。

また映像・玩具分野では、国内で人気を博した劇場版『名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)』の配給収入や、TVアニメ等の制作収入等を計上したほか、玩具では『アンパンマン』シリーズや『ぷに ♡ ジェル』シリーズ等の定番・主力製品等を中心に販売しました。

各部門の売上高 / 営業利益

  • デジタルゲーム:473億円 (+4%) / 49億円 (前期は4億円の赤字)
  • パッケージゲーム:471億円 (+11%) / 26億円 (+8%)
  • AM機器:494億円 (+18%) / 17億円 (前期は1億円の赤字)
  • AM施設:372億円 (▲2%) / 22億円 (+22%)
  • 映像・玩具:227億円 (+7%) / 12億円 (+100%)

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