北海道コンサドーレ札幌を運営する株式会社コンサドーレが発表した2017年1月期決算は、売上高が19億円、営業損失は7666万円、経常利益は223万円、純利益は9万円となりました。最終黒字は4年連続。選手との契約期間に合わせて、今期より決算期を12月から1月へと変更。そのため、今回に限っては13ヶ月分の決算となっています。

J1昇格と増収、新規パートナーの獲得

J2で戦った2016シーズン。2014年12月期に債務超過を解消したものの、依然として厳しい経営が続く中、クラブ創設20周年というタイミングで見事 J1 リーグへ昇格。博報堂 DY メディアパートナーズと「クラブビジネス戦略パートナー契約」を締結するなど、経営改善という部分でも成果が出始めています。

F-Power とはスポンサー契約だけでなく「エゾデン」を立ち上げ電力小売事業に参入しています。

アジア戦略も継続。2017シーズンに向け、タイのムアントン・ユナイテッド FC とチャナティップ・ソングラシンの期限付き移籍で合意しています。

収入内訳

当初の動員目標を達成した興行収入は7.5%増の4.6億円、既存パートナーの料金増加や新規パートナーを獲得した広告料収入は44%増の8.8億円、20周年記念グッズ等を販売した商品売上高は72%増の1.7億円、地上波中継増によりJリーグ配分金収入は26%増の1.3億円となりました。移籍金収入や博報堂のパートナーフィー増もあったその他の売上高は45%増の2.6億円で、いずれも前期実績を上回りました。

  • 興行収入:4億5642万9000円 (+7.5%)
  • 広告料収入:8億8216万4000円 (+43.9%)
  • 商品売上高:1億7324万5000円 (+71.9%)
  • Jリーグ配分金:1億2699万3000円 (+26.1%)
  • その他売上高:2億6329万8000円 (+45.4%)

J1残留を目指す17年度はさらなる増収を見込む

5年ぶりに J1 で戦う2017年度は、Jリーグ配分金や広告料収入の増加等により、売上高は25億6000万円と増収見込み。J1 残留のため、トップチームの人件費は前期比で7割増の11億1000万円。オフシーズンの補強では J1 で実績ある選手を複数獲得。格上だらけのなかで健闘しています。

お金だけではないですけれど、J1 に定着しているクラブは25〜35億円規模、上位陣は40億円以上の売上高がありますから、コンサも以前より戦える規模になってきたとはいえまだ資金力が足りません。さらなる収入増へ向けたチャレンジは続きます。今年からは配分金が増加しますから、是が非でもJ1残留という目標を達成したいところ。

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