Ubisoft、ヨーロッパでのAAAタイトル開発体制を強化。フランスとドイツに新スタジオを設立


Ubisoft

 

フランスのデベロッパー/パブリッシャー Ubisoft は19日、ヨーロッパ地域におけるソフト開発力の強化のため、今年秋も、フランスのボルドーとドイツのベルリンに新たな開発スタジオを設立すると発表しました。新設されるスタジオでは AAA マルチプラットフォーム開発に注力し、人気フランチャイズの新作の開発支援も行っていくということです。

Ubisoft がフランスとドイツに新スタジオを設立

Ubisoft Bordeaux

Ubisoft 本社もあるパリ、リヨン、アヌシー、モンペリエに続く5つめのフランス国内スタジオとなるボルドーは『Just Dance』や『Steep』『Rabbids』『Ghost Recon Wildlands』等を制作する地元フランスのスタジオとの連係が期待されています。スタジオのマネージャーは Julien Mayeux 氏。

Ubisoft Berlin

ドイツには、Ubisoft 傘下となっている PC 戦略ゲームを得意とする Blue Byte (Anno シリーズや Rainbow Six Siege、For Honor 等の開発に関わる) が拠点を置いています。ベルリンのスタジオは、デュッセルドルフとマインツにある Blue Byte スタジオと協力して未発表 AAA プロジェクトに関わり、ドイツの首都で Ubisoft のプレゼンスを確立するのをサポートします。スタジオの規模は最初の12ヵ月で50名ほど。実績あるベテランだけでなく、未経験の新人も歓迎しているということです。

Ubisoft

Ubisoft は1986年に設立された、フランスのパリに本社を置くデベロッパー/パブリッシャー。世界6大陸96カ国で事業展開し、グループの総従業員数はワールドワイドで1万人以上。『Rabbids』や『Just Dance』のようなカジュアルなゲームから、『Assassin’s Creed』『Watch Dogs』『Far Cry』『Rainbow Six』など大規模ゲームに至るまでを幅広く手がける、世界第3位のメーカーです。

関連キーワード

この記事をシェアする