EAの2016年Q2は『FIFA 17』やその他スポーツタイトル、デジタル部門の好調で増収に


FIFA 17

 

エレクトロニック・アーツ(EA)が2日に発表した2017年Q2(7-9月期)決算は、売上高こそ事前予想を下回ったものの、損益は予想を上回りました。『FIFA 17』など EA SPORTS レーベルの新作タイトルがヒットしたほか、デジタル部門が引き続き好調でした。

売上高は8億9800万ドル(前年同期比+10.2%)と増収。うちデジタル売上は6割以上を占めました。純損失は3800万ドル(前年同期は1億4000万ドルの赤字)で、赤字幅を圧縮しています。

Q3発売の直近タイトルも含めたハイライトも報告。

『Battlefield 1』の初週プレイヤー人口は、『Battlefield 4』と比較してほぼ2倍に増加し、なお拡大。一方で、売上が冴えないと伝えられる『Titanfall 2』に関しては、各種レビューで90前後の非常に高い評価を受けたことを強調します。

好調な滑り出しを見せた『FIFA 17』の初週プレイヤー人口は、前作『FIFA 16』と比較して20%近く増加。新モード “The Journey” は3分の2近いプレイヤーに遊ばれています。

また稼ぎ頭である「Ultimate Team」ですが、『FIFA』や『Madden NFL』『Hockey』における過去12ヶ月間の「UT」売上高は、その前年と比較して15%増加。『FIFA Moblie』は138ヶ国の App Store 無料ゲームチャートで1位を獲得しました。

Q2の結果を受けて、EAは通期見通しを上方修正。売上高は2500万ドル増の47億7500万ドル、純利益は3900万ドル増の8億4800万ドルだとしています。

関連キーワード
,

この記事をシェアする