Ubisoftが発表した2016年3月期第3四半期の決算(2015年10-12月期)は、『アサシン クリード』シリーズ最新作が期待されたセールスを残すことができず、売上高5億6180万ユーロで前年同期から30%の減少。Q2終了時点で見込んでいた6億ユーロにも届きませんでした。2015年4-12月期の売上高は7億6910万ユーロ(▲40.5%)。

年末にかけての目玉タイトルだった『アサシン クリード』シリーズ最新作、『Assassin’s Creed: Syndicate』ですが、立ち上がりでつまづいて期待されたほどのヒットとならず。

とはいえ、プレイヤーのエンゲージメントが前作と比較して上昇したことには満足しているとゲームの質やファンからの評価には手応え。『Tom Clancy’s Rainbow Six Siege』に関しても、特にマルチプレイモードでプレイヤーの満足度は高かったとしています。

2015年4-12月の9ヶ月、デジタルセールスは2億770万ユーロで、全体の27.0%(前年同期は21.2%)を占めました。旧作のリピート販売は54.3%増の2億8080万ユーロでした。

第4四半期の見通し、通期予想は下方修正

第4四半期は『Tom Clancy’s The Division』や『Far Cry Primal』、『Tom Clancy’s Rainbow Six Siege』のDLC「Operation Black Ice」を投入。注目作のローンチにより10-12月期実績を上回る売上高5億9100万ユーロを見込みます。

Q3の結果を受けて、Ubisoftは通期業績予想を下方修正。売上高を13億6000万ユーロ、non-IFRSベースの営業利益を1億5000万ユーロとしています。上半期終了時点の通期予想は売上高14億6000万ユーロ程度、営業利益は2億ユーロでした。

来期は『Assassin’s Creed』が小休止。『Watch Dogs』新作、未発表AAAタイトルを投入

2017年3月期(16年4月〜17年3月)の話が少し。2009年の『II』以来、毎年新作が発売されてきた『Assassin’s Creed』シリーズですが、2016年の新作投入は見送られることがYves Guillemot CEOから明らかにされました。1000万本クラスのヒットシリーズとして、ここ数年Ubisoftの業績にも大きく貢献してきた『アサクリ』が、少なくとも2017年4月まではお休みです。

にもかかわらず、Ubisoftは2017年3月期の予想売上高を17億ユーロ、non-IFRSベースの営業利益を2億3000万ユーロと強気に設定。新作としては『For Honor』『South Park the Fractured but Whole』『Tom Clancy’s Ghost Recon WildLands』、そして2014年に発売された『Watch Dogs』の新作。さらに、未発表のAAA新作も控えているとのこと。

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