手紙屋~僕の就職活動を変えた十通の手紙~

就職活動に出遅れてしまった大学4年生の主人公・西山涼太が、手紙屋なる人物と10通の手紙をやりとりする中で成長していく過程を描いた自己啓発(?)小説。夢を叶えるゾウがそうであったように、ストーリーがあるので入り込みやすく、言葉も丁寧に選んであるので読みやすい。

目次:Amazon.co.jpより
第一期 目的なき船出:大人になろうとする勇気を持てずに現実に目をつぶり、笑っていられた日々
一通目の手紙 『物々交換』  
二通目の手紙 『あなたの称号』
三通目の手紙 『天は自ら助くる者を助く』 
第二期 挫折、そして成長:自分の人生と真剣に向き合い始めたときに変化は起こる
四通目の手紙『思いどおりの人生を送る』  
五通目の手紙『ある人の人生』  
六通目の手紙『自分に向いていることを探さない』  
第三期 もっと高いところへ:すべての人はきっかけ一つで成功者の道を歩み始めることができる
七通目の手紙『急がば回れ』 
八通目の手紙『あなたの成功は世界を変える』

   

九通目の手紙『自分を磨き、行動する』
第四期 人生の始まり:意志を強く持った旅人は旅立ちと共に目的地にたどり着いたも同然だ
十通目の手紙『人生の始まり』  
エピローグ 七年後
あとがき

主人公と同じように就職活動中の学生や、就活を控えた学生だけではなく、むしろ、日々ただ仕事に押し流されてしまい、目的を見失いがちな社会人にもお勧めだと思う。

手紙屋とやりとり出来る回数がたったの10回。この回数制限があることで、1度のやりとりが濃く、より集中して相手に物事を伝えられるようになっているんだろうなあ。期限が決まっていないと惰性でだらだらしてしまうし、ありがたみも薄くなってしまう。

「あなたの能力は、今日のあなたの行動によって、開花されるのを待っています。」

才能に差はあれど能力は皆等しく持っていて、各々の行動によって芽が出るのを待っている状態。その才も芽が出なくては伸ばしようが無いし、やりたいことだけに才があるとは限らず、様々な行動によって思わぬところで自分の能力に気がつくかもしれない。何となく生きるのではなく、目的意識を持って行動し続ける事が大事。稲盛和夫氏の言葉を借りるならば、「一日一日をど真剣に生きる」ということだろうか。ただ真剣なのではなく”ど”が付くほど物事に打ち込む姿勢が大切だと。それによって磨かれ輝いていくんだと。

他にも、
など、大切な言葉は写真と共に載せられていたりして、その写真が綺麗なのでよりひきこまれる。色んな言葉がちりばめられているんだけど、気に入ったのは、
「あなたの成功は、成功した後に出会うたくさんの人たちによって心待ちにされている。」
という言葉。
今は見えなくても、成功すれば、その壁を越えれば逢えるじゃないか。彼らは自分の成功を待っているんだ。というポジティブな捉え方は素晴らしいなあと思った。

コーヒーだけではなく、書斎スペースを提供する喫茶店「書楽」良いですね。

いい話なのだけれど、読んでああ良かったなで終わらせることなく、この心構えを実践していきたい。

■関連書籍:
賢者の書 君と会えたから・・・ 手紙屋 蛍雪篇〜私の受験勉強を変えた十通の手紙〜 「福」に憑かれた男 人生を豊かに変える3つの習慣

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君と会えたから・・・
手紙屋 蛍雪篇〜私の受験勉強を変えた十通の手紙〜

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