- 2008.08.19
- 漫画/書籍
漫画アクションにて連載中の『罪と罰』。ドストエフスキーの古典文学『罪と罰』をモチーフとした現代解釈版。舞台は現代の日本ということで、援助交際やニート、引きこもり等が登場する。
まあ原作のラスコーリニコフも大学に行かずにヒキニートみたいなものだったので、ここら辺は同じなのですが、ドストエフスキーの先見性というか、舞台を移行してもすっと読めてしまうのは原作の完成度が高さゆえなのか、それとも現代日本が澱んでしまったのかはわかりませんが、最近だとリアルでこういう事件が起こっても全然不思議ではないという状況ですもんね。原作を読みながら(漫画版のみ読破。原作本はまだ途中ですが)、普通にこういう事件起きそうだよななんて思ったりして。
殺人事件自体は昔から比べて減ったとはいえ、ひとたび猟奇的な事件が起きれば、マスコミによってひたすら煽られ、よりショッキングなこととして潜在意識に植え付けられてしまいます。二次三次と模倣犯が生まれたりもするし、連鎖していく事を考えると、市民に与える不安感というものは今の方が大きかったりするんだろうな。昔は”死”というものはもっと身近にありましたしね。今は、なるべく遠ざけよう遠ざけようとしている気がする。生きて死ぬのは当たり前のことなのに。
最新巻は3巻。
今のところ暴走に暴走を重ねる弥勒にとって、ソーニャは誰になるんだろう?大家の娘のあの子かな。助かると思っていたあの子はxxxしてしまったし。
新作を待つのがだるいので完結してから読めばよかったかなと感じつつ、まだ先は長そうなので漫画アクションを読むようになってしまいそう。
■コミック:落合尚之 / 罪と罰 1 (1) (アクションコミックス)
■コミック:落合尚之 / 罪と罰 2 (2) (アクションコミックス)
■コミック:落合尚之 / 罪と罰 3 (3) (アクションコミックス)

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