オズワルド・オリヴェイラ自伝―風のおもむくままに (単行本(ソフトカバー))オズワルド・オリヴェイラ自伝―風のおもむくままに
オズワルド・オリヴェイラ (著)
出版社: 講談社

眼鏡の奥から覗く鋭い眼光とビシっと決まったスーツ姿が印象的な、鹿島アントラーズのオリヴェイラ監督の自伝。

一見冷静沈着そうに見えながら、試合中には熱くなってオーバーアクションを見せたりするのも魅力的。2007年に鹿島の監督に就任すると、優れた人心掌握術や緻密なコンディション管理等で、長くタイトルから遠ざかっていたクラブに再び自信を植え付けリーグ戦を優勝。悲願だった10冠を達成します。翌2008年に続いて2009年もリーグ戦を制し、Jリーグ初の3連覇という偉業を成し遂げました。

目次:
第1章 「私」を形成した少年時代
第2章 フィジカル・コーチとしての挑戦
第3章 監督として得た確かな手応え
第4章 2007年環境作り
第5章 2008年結実
第6章 2009年挑戦

プロ選手を目指しながら規約の変更でその道を閉ざされ、しかしそれでもなおサッカーに携わる仕事をすべく、今自分に出来る事は何かと考え、全力で取り組んでいったオリヴェイラ監督。そうしたことで様々なことを柔軟に吸収し、フィジカルコーチとしてキャリアをスタートさせたんだそうです。

監督としてのキャリアはまだ短いものの、大学で学んだことやフィジカルコーチとしての経験、そして選手やスタッフをリスペクトし、おもんばかる気持ちを持ってチームをまとめ上げ、次々に成功を成し遂げていきます。

残念ながら目標とするACL制覇は今年もなりませんでしたが、タイトルから遠ざかっていた鹿島を甦らせたことやリーグ3連覇という偉業を達成。そしてJリーグ選抜対Kリーグ選抜の指揮で見せた短期でもしっかりとチームを作る手腕はかなり高評価。

ブーイングを受けた際に采配の責任だと矢面に立つ覚悟もある。いい上司だよなあ。

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