- 2009.09.11
- 漫画/書籍
PLUTO
浦沢 直樹, 手塚 治虫 (著)
出版社:小学館
誰もが知っている20世紀を代表する漫画家、手塚治虫の『鉄腕アトム』。その中の1エピソードである「地上最大のロボット」を原作にして、『MONSTER』『20世紀少年』の浦沢直樹がSFサスペンスとして大胆にリメイクした、平成版アトム。
監修は手塚眞、プロデューサーには長崎尚志、協力手塚プロダクション。全8巻。
鉄腕アトムを題材としているのだけれど、物語はアトムではなく、ロボット刑事であるゲジヒトの視点を中心に描かれていきます。
原作では記号化されていて、あっさりとしていたアトム以外の各ロボットですが、今作ではそれぞれに人間味溢れるエピソードが添えられています。その話がいずれも何ともじーんとしてほろりと泣けるんですよね。
お勧めのエピソードはノース2号。
素直になれない音楽家の偏屈爺さんとのお話なんですけど、これがね……。
他のロボットのエピソードも人間味が溢れていて、そもそも容姿からして既に人間と区別が付かないものになっているわけで、人間とロボットの関係も複雑に絡んできています。この辺りは映画「A.I.」でも見られたような感じですね。
そして主役のゲジヒト。
浦沢さんの漫画はあまり読まないのだけど、この『PLUTO』は鉄腕アトムが題材ということで、馴染みもあって読みやすく、コミックで一気読み。ちょっと最終局面で急いだかなあという感じはあったのだけれど、グイグイと引き込まれ、あっという間に最後まで読んでしまいました。8巻という長さも、ちょうど良いですね。
| PLUTO 全8巻 |
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http://twitter.com/tanco3/status/3908326369 たんこ








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