- 2009.01.21
- 漫画/書籍
ジョゼ・モウリーニョ「KING OF 監督」誕生ストーリー
ルイス・ローレンス with ジョゼ・モウリーニョ(著)
西岡 明彦=日本語版監修
西竹 徹=訳
今や世界的名将の一人であるジョゼ・モウリーニョ氏公認の自伝。ポルトガル時代、古豪ベンフィカでの指導者デビューからFCポルトを率いチャンピオンズリーグを制覇するまで。
- 目次:Amazon.co.jpより
- 第1章 帰還(バルセロナ・2000年6月)
- 第2章 成就(ベンフィカ・2000‐01シーズン)
- 第3章 過渡(ウニオン・レイリア・2001‐02シーズン)
- 第4章 階梯(ポルト・2001‐02シーズン)
- 第5章 独占(ポルト・2002‐03シーズン)
- 第6章 頂点(ポルト・2003‐04シーズン)
読んでいて、モウリーニョに対しての印象が少し変わりました。安直過ぎるかもしれませんが、あの歯に衣着せぬ発言はほぼ計算ずくによるものなんだとか、人心掌握術に非常に長けた人物で、選手に対して非常に信頼を置いているだとか、だから選手からも信頼されるとか。自分の信念に絶対の自信を持っているのは変わらずなのだけれど、どん欲に、常に進化を求める一貫した姿勢は素晴らしく、それが彼を短期間の間にここまでの存在に押し上げたのだろうと痛感する。
事実は小説より奇なりとよく言うけれど、著者の巧さがあるにしても、これだけのサクセスストーリーは小説ではなかなか書けないのじゃないだろうか。フィクションでやるには嘘くさくなりすぎるだろうし。しかし、描かれている部分はポルトガル時代に限ったものだけれど、それをやってのけたモウリーニョは俄然素晴らしい監督だ。
モウリーニョ自身の言葉も太字で収録されていて(一部セクションはモウリーニョ自身が執筆)、彼の素顔に近い部分に迫れる。
研究を怠らず、常に進化し続けるモウリーニョ。その指導哲学の原点が詰まった本でした。力強い。




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